商品紹介
今回購入したのはMicrosoftのWindows 10 Homeです。購入価格は18770円。
iMacを新たに購入しましたが、やはり使い慣れたWindows OSは手放すことができず、Windows10を導入することにしました。
iMacにはもともとWindows OSをインストールできる機能が備わっており、OSを切り替えて使用することができます。今回はこの機能を使ってWindows10をiMacにインストールします。
Windows10はMicrosoftが開発しているオペレーションシステムのWindowsシリーズの最新版で2015年にリリースされました。前のバージョンのWindows8ではおなじみのスタートメニューを廃止するというエキセントリックな変更が批判を浴びましたが、Windows10はスタートメニューが復活して好評だったWindows7とWindows8のいいとこどりをしたようなOSになっています。
進化し続ける、Windows 史上最高の OS
情熱を追求し、より良いコネクションを生み出し、時間に余裕を持たせる新しい機能が導入されます。
常に進化を続ける Windows 10 が、 仕事、3D 制作、 大切な人々とつながるための新しくエキサイティングな方法を提供。欲しいものがすべてそろった、これまでで最も安全な Windows。
Windows10には一般ユーザー向けのWindows 10 Homeとスモールビジネス向けのWindows 10 Proがありますが、今回購入したのはWindows 10 Homeです。
iMacにWindows10をインストール
それではパッケージを開封します。
切絵が印象的なスタイリッシュなパッケージを開けると左側にはWindows10のガイド、右側にはプロダクトキーが書かれたカードが入っています。左側をめくっていくとWindows10が入ったUSBメモリが入っています。
こちらもまたスタイリッシュなUSBメモリです。シルバーの方をUSBポートに差し込みます。
iMacにWindows10をインストールしていきます。Finderでアプリケーションフォルダの中のユーティリティフォルダに入っているBoot Campアシスタントを見つけます。
このBoot CampアシスタントはiMacにもとからインストールされているソフトウェアです。
ここで、外部ストレージデバイスが接続しているので続ける前に外すようにと警告が出ました。USBメモリのことを指しているのですが、このまま続けられず。
結局はMicrosoftのウェブサイトからWindows10のディスクイメージをダウンロードしてインストールすることにしました。64ビット版を選択してダウンロードします。
再びBootcampアシスタントに戻り、ダウンロードしたディスクイメージを選択します。
ここで、ハードディスクにパーティションを作成するのですが、どのくらいの割合をWindows10用に充てるのかを設定します。このパーティションは後から変更できず、容量不足になってパーティションを変えたい場合は一度Windows10をアンインストールして設定しなおさないといけなくなるのでよく考えて設定します。ちなみに私はおおよそ半分ずつで設定しました。
続けるとWindowsサポートソフトウェアがダウンロードされてから再起動されます。再度起動するとWindows10のインストールが始まります。
まずはインストーラーの言語などを選択し、ライセンス認証のためにプロダクトキーを入力します。プロダクトキーは購入したパッケージに封入されたカードに書かれています。
次へ進むとWindows10がインストールされます。
しばらくするとインストールが完了し、セットアップを始めます。ここでパーソナルアシスタントのコルタナが登場します。コルタナとやり取りをすることで音声入力でもセットアップが進められますし、通常通りマウスを使用することもできます。初期設定の音量がけっこう大きいので要注意です。
再び地域とキーボードのレイアウトを選択します。iMacのキーボードなのでMicrosoft IMEではないのですが他に選択肢がなかったのでこのまま続行します。
ネットワークの設定が行われるのでこの間しばらく待ちます。
次にMicrosoftアカウントでログインするように求められます。左下から今までのWindows OSのようなオフラインのアカウントを設定することもできますが、MicrosoftアカウントでログインしたほうがMicrosoftのクラウドサービスとの連携などができて便利なので今回はこちらで設定します。
また、今回は新たにMicrosoftアカウントを作成しました。
次に起動した後のサインイン時に使用するPINを設定します。4桁以上の数字で設定し、このPINはデバイス上でしか使用されません。
Windows10では同じMicrosoftアカウントでログインした他のデバイスと連携することができます。この機能のためにアクティビティの履歴を送信するかどうかを選択します。
Windows10はiphoneやAndroidスマートフォンとリンクすることができ、この機能を使うとスマートフォン上の写真を見たり、SMSを送信したりすることができます。
Windows10にはパーソナルアシスタント、コルタナが搭載されていて、音声認識で天気や予定を確認したり、音楽の再生やシャットダウンなど一部の操作ができたり、また雑談をすることもできます。この機能を使用するために情報を送信するかどうかを選択します。
最後にその他のプライバシー設定をします。これらは後からでも設定しなおせるのであまり深く考える必要はないかと思います。
全て確認して次へ進むと選択した項目に沿ってセットアップが行われます。
自動でセットアップが続き、この間数分間待ちます。
セットアップが終わるとWindows10に標準でインストールされているブラウザ、Edgeが起動します。
ようこそ、と出迎えてくれます。
Windows10のインストールが終わるとダウンロードされていたWindowsサポートソフトウェアのインストーラーが起動します。
WindowsサポートソフトウェアにはBootcampアシスタントとWindows OSでApple製のハードウェア、例えばキーボードやマウス、内蔵スピーカーやカメラなどを使うためのドライバなどが含まれています。
とくに難しいことはなく、進んでいくとインストールが完了します。
Bootcampアシスタントが右下のタスクバーに常駐するようになるのでWindows10からMacOSへの切り替えるときはこれをクリックします。
完了すると再起動するように促されるので再起動します。
Windows10が起動しました。
これでWindows10がiMacで使用できるようになりました。
感想
Windows7をずっと使ってきたのですが、操作感についてほそれほど大きな違いはありません。UIのデザインが違うので多少違和感はありますが、使い勝手は可もなく不可もなくといった感じです。Windows7からならスムーズに移行できると思います。
Windows7にあったデスクトップガジェットなど廃止された機能もいくつかありますが、これらはあまり使用したことがないので不満はありません。また、パーソナルアシスタントなどの新機能も搭載されていますが、これらも使う習慣がまだないのでこれからといったところです。
iMacでWindows10を使用することについては動作の速さ等はとくに不満はありません。iMac標準のMagic KeyboardとMagic Mouse 2も使用することができます。ただし、Magic Keyboardについてはそもそも物理的なキーの配列がWindows端末と異なるのでWindowsに慣れていると少し使いづらいです。また、MacOSとWindows10で別々のデバイスとして認識されるため、ソフトウェアはそれぞれにインストールする必要があったり、サブスクリプションも2デバイス分必要だったりと欠点もあります。
とはいえ、iMacで慣れ親しんだWindows OSが使用できるのはとても良く、満足しています。